映画『スーパーサイズ・ミー』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

映画

2004年12月25日に公開された映画『スーパーサイズ・ミー』。
この記事では、映画『スーパーサイズ・ミー』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『スーパーサイズ・ミー』の予告編

≪映画『スーパーサイズ・ミー』・予告編≫

「1日3食、毎日ファストフードだけを食べ続けたらどうなってしまうのか?」
この問いに対して、俳優で監督のモーガン・スパーロック自らを実験台にして、映像で記録したドキュメンタリー映画です。
この撮影期間、彼は食事も水も全てマクドナルドで生活をし、彼の身に起こる変化について記録していくノンフィクションストーリーです。

映画『スーパーサイズ・ミー』のあらすじ(ネタバレなし)

俳優で監督のモーガン・スパーロック自らが、なんと自分自身を実験台にします。
1日3食、30日間マクドナルドの商品だけを食べ続け、それによって彼の身に起こった身体的、精神的影響について記録した、完全ドキュメンタリーです。

この実験のために、モーガンは内科医、心臓病専門医、胃腸病専門医3人による健康診断を受け、健康体との診断をもらいました。

ルールは
・1日3回、マクドナルドのセット商品を食べる
・マクドナルドのメニュー全てを必ず一度は食べる
・スーパーサイズを頼むか聞かれたら、スーパーサイズを頼む
などなどです。

30日経ったあと、彼の体はいったいどのように変化したのでしょうか。

映画『スーパーサイズ・ミー』の解説

この作品が公開された2004年代当時は、アメリカ合衆国内で肥満が増加していました。
マクドナルド社に「自分が肥満になったのはここの製品を食べ過ぎたからだ」と、2人の少女が訴訟を起こすほどの社会問題になっていました。
裁判所には却下されたものの、ファストフード業界には混沌が巻き起こっていました。

アメリカ公衆衛生局の医務総監もこの蔓延に対しては頭を悩ませていました。
2004年5月7日にアメリカで作品が公開されると全米で大ヒット。
全米興行収入のトップ10に2週間も選ばれ続けました。
さらにアカデミー賞の優秀ドキュメンタリー映画部門にノミネートされました。

映画『スーパーサイズ・ミー』のみどころ

この映画の最大の魅力は、監督自ら体を張って、社会問題になっている肥満について立ち向かっていくことだと思います。
アメリカの肥満問題に対して警鐘を鳴らす作品だと感じています。

実体験をもとにしたノンフィクションの映画なので、フィクションの作品とはそのメッセージ性や作品の重みが全く比べ物にならないほど違います。
この映画を初めて見た時の衝撃は今でも忘れられない物になっています。
しかも過激なテーマを扱っているにも関わらず、ファストフード業界やマクドナルド社に対して一方的に批判するような演出がない点にも好感が持てます。

映画『スーパーサイズ・ミー』の感想

この作品を見て、改めて自分の食生活について考えさせられました。
人はついつい気が抜けると、健康をおろそかにしてしまいがちです。
普段うっかり食べ過ぎてしまうと言う人や、ダイエットを決意した人にぜひおすすめしたい作品です。

映画『スーパーサイズ・ミー』の登場人物・キャスト

モーガン・スパーロック
アレクサンドラ・ジェイミーソン
ダリル・アイザックス
リサ・ガンジュ
スティーヴン・スィーゲル
ブリジット・ベネット
エリック・ローリー
ジョン・バンザ

映画『スーパーサイズ・ミー』のスタッフ

監督:モーガン・スパーロック
脚本:モーガン・スパーロック
製作:モーガン・スパーロック
撮影:スコット・アンブロウズィー
編集:ジュリー・”ボブ”・ロンバーディ

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