映画『ロボコン』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

映画

2003年9月13日に公開された映画『ロボコン』。
この記事では、映画『ロボコン』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ロボコン』の予告編

≪映画『ロボコン』・予告編≫

アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト (通称ロボコン)に、落ちこぼれの生徒が本気で挑戦していくという青春ストーリーです。
ロボコンを知らない女子生徒が、しょうがなく入ったロボット部。
最初は予選1回戦で負けるが、勝ちたい気持ちが出て、自分も成長しながら周りの生徒に影響を与えて全国大会で活躍する。

映画『ロボコン』のあらすじ(ネタバレなし)

高等専門学校に通う落ちこぼれの葉沢里美(長澤まさみ)。
授業の課題がうまくできずに、1か月の居残り授業が確定してしまいます。

そんな中、ロボコン(アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト)に出場すれば、居残り授業を免除してもいいという担任からの提案を受けます。
ロボコンのことさえ知らなかった里見ですが、居残り授業が嫌だったので承諾してしまいます。

一緒に出場するチームメートは、第2ロボット部というやる気や協調性のないメンバーばかり。

予選の1回戦で負けるものの、悔しがらないチームメートに悔しがる里美。
勝ちたいと努力する姿に、チームメートもだんだん引き込まれて、全国大会を本気で目指していくことに…。

映画『ロボコン』の解説

『ロボコン』(Robot Contest)は、高専ロボコンを題材にした日本映画です。
監督・脚本は古厩智之。
実は長澤まさみ(当時16才)の初主演映画です。
2003年9月公開、上映時間118分です。
興行収入2億円で、第27回(2004年)日本アカデミー賞にノミネートされ、主演の長澤まさみさんは新人俳優賞を受賞しました。
山口県でのオールロケの作品です。
古厩監督が長澤まさみさんを主演に選んだのは、初対面のときに不機嫌だったからだそう。(笑)
「おはようございます」と元気に言ってくる人が多く、初対面で明るい笑顔の人に違和感を覚えていたそう。 
長澤まさみさんは他の人と違って自然体だと、不機嫌さが好感につながったみたいです。

映画『ロボコン』のみどころ

現役女子高生16才の長澤まさみさんが見れる!!!!
これだけでも、観る価値がある作品ですね。

長澤まさみさん曰く「演技することに悩んでいたら、監督から猿回しの猿になればいいというアドバイスで、女優について深く意識した」とのことです。
この作品から、長澤まさみさんが女優としての本当の1歩を歩みはじめたのではないでしょうか。

小栗旬さん伊藤淳史さん塚本高史さんも若いので、ファンとしては絶対見ておきたい作品です。
古厩監督は学生時代の自主映画から、高校生の物語を映画にしている監督です。
高校生独特のセリフや感情を魅せるのが上手で、せつなさや面白さを実感していただけます。
落ちこぼれの生徒が、全国大会に出て活躍するというのが、すっきりして楽しいです。

映画『ロボコン』の感想

今では日本のトップ女優の長澤まさみさんが、まだそこまで売れてない高校生時代の作品です。
ういういしさもあり、かわいらしさ、輝く原石が感じられる作品となっています。
長澤まさみさんファンなら、一度は見ておくべき作品ではないでしょうか。

映画『ロボコン』の登場人物・キャスト

葉沢里美:長澤まさみ
相田航一:小栗旬
四谷四郎:伊藤淳史
竹内和義:塚本高史
図師:鈴木一真
笹木:須藤理彩
オババ:吉田日出子
豪原:荒川良々
脇田:平泉成
葉沢良行:うじきつよし

映画『ロボコン』のスタッフ

監督・脚本:古厩智之
製作統括:植田文郎、古川一博、小松賢志
製作:富山省吾
チーフプロデューサー:鈴木律子
プロデューサー:宮川洋紀、堀口慎、前田光治
撮影:清久素延
美術:金勝浩一
録音:斉藤禎一
照明:望月英樹
編集:三條知生
音楽:パシフィック231(蓮実重臣、三宅剛正)

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