1994年12月3日に公開された映画『スピード』.
この記事では、映画『スピード』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『スピード』の予告編
≪映画『スピード』・予告編≫
エレベーターに爆弾が仕掛けられ身代金が要求されます。
SWATの隊員であるジャックたちは爆弾を除去し、爆弾犯を逮捕しようとするが逃げられてしまいます。
その後爆弾犯は再び身代金を目当てにバスに爆弾を仕掛けてきます。
世界的な大ヒットとなった、密室とスピードを掛け合わせた臨場感あふれる作品です。
犯人とのアクションや頭脳戦もあり、気になる結末は…。
映画『スピード』のあらすじ(ネタバレなし)
SWAT隊員ジャックたちは、エレベーターに仕掛けられた身代金目的の爆弾を除去し、現場にいた犯人を逮捕しようとするが逃してしまいます。
その後、爆弾犯は今度はバスに身代金目的に爆弾を仕掛けます。
爆弾は時速50マイル以下(時速80km)に速度を落とすと爆発する仕掛けとなっています。
ジャックは直ちに爆弾の仕掛けられたバスを追いかけ単身、バスの乗り込みます。
しかし、バスで誤解が起き、運転手が銃で負傷してしまうハプニングが起きてしまうのです。
アニーと名乗る女性が運転を代わり、ジャックは今までの経緯を乗客に説明します。
バスは、警察に誘導された道を進みますが、道がまだ建設途中であり途中で途切れていました。
しかし、バスは止まると爆発してしまう、でもこのまま進むとバスは転落事故を起こす可能性が…。
絶望的な状況の中ジャックは、ある決断をしました。
映画『スピード』の解説
1994年に公開された映画スピードはエレベーターやバスなど限られた空間の逃げられない状況で、仕掛けられた爆弾からの脱出劇を扱う緊迫感が受け大ヒットした作品です。
監督のヤン・デホンそして主演のキアヌ・リーブスさらにサンドラ・ブロックと、世界的な名声を確立させた記念すべき作品です。
世界中で記録的なヒットとなったこの映画は、アカデミー賞で音響効果編集と音響賞の2部門を受賞しました。
制限速度を落とすと爆発する仕掛けで脱出できない状況下で起きる様々な人間模様が描かれています。
そして、ぎりぎりの状況でもあきらめないジャックやアニーの態度が高評価を受けて、アクション映画としては久々の注目作となりました。
映画『スピード』のみどころ
ハワード・ペインが仕掛けたバスの爆弾を除去するため、主人公がバスに乗り込という見ごたえ満載のシーンがいきなり登場します。
バスが進行した先にある高速道路の一部が寸断されていて、ジャックたちに危機が訪れるシーンは必見です。
バスを止めると爆弾が爆発してしまう、しかし、仕掛けが原因でバスを止められないという絶対絶命の危機を迎えます。
またバスに仕掛けられた監視カメラに気が付いたジャックが機転を利かせるシーンは、犯人と一触即発で息をのむ見せ場となります。
さらにその後のクライマックスでド派手なシーンは圧巻でした。
映画『スピード』の感想
上映時間が2時間近くあるのですが、開始早々のエレベーターのシーンからラストまで時間を感じさせないくらい、緊張しながら見れる最高のアクション映画です。
危機を乗り越えてもまた新たに出てくる危機的状況の演出は極めてエキサイティングなストーリー展開といえる優れた作品です。
映画『スピード』の登場人物・キャスト
ジャック:キアヌ・リーブス
ペイン・ハワード:デニス・ホッパー
アニー:サンドラ・ブロック
ハリー:ジェフ・ダニエルズ
マクマホン警部補:ジョー・モートン
サム:ホーソーン・ジェームズ
映画『スピード』のスタッフ
監督:ヤン・デ・ボン
脚本:グレアム・ヨスト
製作:マーク・ゴードン
音楽:マーク・マンシーナ,ビリー・アイドル
製作総指揮:イアン・ブライス